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釣り（1） 2004/Jun/18(Fri)

釣りに関して言及しましょう。
親しい知人やその御家族にも釣り好きは複数いらっしゃいます。どの方もいい方ばかり。
だから当コラムには釣り批判は書きにくいのですが、いつかは書かないといけないとは思っていました。そして、ついにそのモチベーション（動機）が到来しました。

ある方が私の鉛害への大きな懸念、とりわけ本コラム2004/Mar/15(Mon)「深刻なワシタカ類への鉛弾被害」最後部から展開される一連の鉛公害関連過去ログの趣旨をお知りになられた結果とうとう「自分は魚釣りをやめる！」との決意をくださったのです。
その方いわく
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フライ（※フライフィッシング）をヒューヒューまわすたびに近くの枝にひっかかるは、川床に流すわで、釣り針とオモリ（鉛）がなくなる。
やってる最中それが気になってしかたなかった。
川遊びに来る子供や野鳥にひっかかったらどうなるのだろ！？とか、このオモリ（鉛）が時間（時代）とともに溶け出したらどうなるんだろ！？とかね。川底への堆積のこともな。
それで魚釣りはやめることにした。
（以上は趣旨）
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立派な英断だと思います。既に当欄や過去ログにて主張している、（オモリの）鉛のいつしかの溶解や堆積の問題に加えて特に水鳥や野鳥が釣り針を飲み込む問題は深刻ですからね。「釣り（2）」に続く。
※当画面左下「過去ログ前へ」を押して出てくる画面の一番下の欄です。

う-ん、またか！（絶句） 2004/May/24(Mon)

こちら（共同）※リンク切れ
父親が散弾銃で長男殺害　千葉市役所職員

千葉北署は２２日、大学生の長男を散弾銃で撃って殺害したとして、殺人の現行犯で千葉市花見川区千種町、同市役所職員○○○○容疑者（５０）を逮捕した。
　○○容疑者は「長男の就職や相続のことで口論になり撃った」と供述しているという。
　調べでは、○○容疑者は２２日午前１時半ごろ、自宅１階の和室で、長男の日本大歯学部６年 ○○さん（２４）と口論になり、○○さんの右胸を散弾銃で１発撃って殺害した疑い。○○さんは病院に運ばれたが間もなく死亡した。
　自宅にいた二男（１９）が「兄が撃たれた」と近所の民家に駆け込み、その家の男性が１１９番した。
　○○容疑者は５人暮らし。病気療養のため昨年４月から休職中だった。２１日夜、○○容疑者は猟に使う散弾銃を磨いていたが、同日午後１１時ごろ、友人と外出していた○○さんを自宅に呼び戻し、２人で話をしていたという。（共同通信）
[5月22日11時22分更新]
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うーん、深刻だね。なぜ、家庭に銃がなければならないんだろうか？？？

ある場にて年来の私の主張（むろん、私だけではないけど）「銃の公的管理」を許可銃所持者（ハンター）に言ったところ彼は血相を変えて「銃が警察署や公的射撃場での有料保管義務付けになれば家庭内での銃の手入れ・メンテナンスができなくなりひいては技術力低下につながる」との自己中心で笑止な我田引水を言っていましたね。

猟銃保管は警察暑が行うべき！（再掲） 2004/May/4(Tue)

当サイト過去ログ
こちらの画面上から三番目の2003/Jun/25(Wed)日付「猟銃保管は警察暑が行うべき！」を再度お読みくださいませ。
その後、ある政党（与党）の内閣部会（警察・公安担当）の国会議員にはこの内容は文書で提起はしましたが、残念ながら当時その議員・関係者からの反応は一通の短文（実質一行）の儀礼的返信を除けばありません。その後、送ってもなしのつぶて。せめて秘書が電話するぐらいできたものではなかったか・・・・
そうこうしているうちにその議員は当該部会から別の部会に移動。（移動は多分はローテーションですが・・・）
警察署などでの猟銃等の有料保管義務付けはそんなに困難なことではないし犯罪等の未然防止などの観点からも結構グッドなアイデアと考えているだけに大変残念に思っています。

せめて政党としての同案の政府当局への提起などが難しい理由などが秘書を通じた口述筆記等でもかまわないんだから欲しかったね。そうすれば、こちらもまた肉付けしたりして再案が作れるしまた、そのような政策ベースでの市民と議員の交流が、実現の有無にかかわらず、参政権行使にもつながるのにと当該政治家らの基本姿勢・接遇へははなはだ残念に感じています。

大分でも 2004/May/4(Tue)

こちら
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銃証明書偽造で警官処分　大分県警の元警部補ら

（略）
参考こちら（大分合同）※リンク切れ
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上記事件の事実関係が判明したハンター（あろうことか当時は市教委勤務公務員！）が引き起こした昨年の事件の詳細は
こちら（ＯＢＳ）※リンク切れ
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>警察は、○○容疑者が自宅に隠し持っていた猟銃１４丁を押収しましたが、
>○○容疑者は県公安委員会の許可証のある猟銃も１１丁所持していて、趣味と
>して狩猟を２０年近く続けていたということです。(一部抜粋）
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栃木県宇都宮市で安易な銃所持許可を下したとして公安を提訴したご遺族のお気持ちはこの大分の事件一つ鑑みても、十二分なほどわかるような気がします。
いずれにせよ、銃を取り締まる側であるはずの公安と銃所持者の癒着、馴れ合いなど絶対にあってはならないことですね。
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※参考
宇都宮市で０２年７月に主婦２人が隣人の男（当時６２、事件直後に自殺）に散弾銃で殺傷された事件で、死亡した田中公子さん（当時６０）の遺族らが１９日、「男に猟銃所持の許可を与えたことによって事件が起きた」として栃木県や当時の県公安委員長、警察官２人に対し、総額７７００万円の損害賠償を求める訴えを宇都宮地裁に起こした。
訴状によると、男は田中さん宅に石を投げるなどトラブルを起こしていたのに、事件の１カ月前に、公安委は危害を与える可能性を見過ごして猟銃所持許可を与えたと主張している。
被害者の親族代表、海老沼秀さん（５５）は提訴後に会見し、「包括的判断に欠けた調査当局に憤りさえ感じている」と話した。県警は「訴状の内容がわからないのでコメントできない」としている。 (03/19 21:29) （朝日）
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安易な銃所持許可の所産 2004/May/3(Mon)

玩具のエアガン（空気銃）ではなく、公安委員会（警察）の許可を要する狩猟用の本格的な空気銃と思われます。
こちら（共同）
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空気銃で高校生に発砲　「布団たたく音うるさい」

（略）
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それにしても栃木は当コラム2003/Sep/24(Wed)付「甘い甘い銃の所持許可」にも記したよう公安（警察）の安易な許可が裁判沙汰にもなっているところです。
いったいどうなってるんだ！

香川県善通寺市でも警察が猟銃市議に大甘な処置 2004/May/2(Sun)

善通寺市議が住宅地で発砲野犬殺す
こちら（四国新聞）※リンク切れ
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善通寺市議が住宅地で発砲野犬殺す
2004年3月24日 10:33

善通寺署は二十三日、散弾銃で野犬を撃ち殺したとして、鳥獣保護法違反と銃刀法違
反の疑いで、善通寺市大麻町、○○○○○同市議（６３）を書類送検した。

調べでは、○○○市議は一月十八日午前十時ごろ、同市大麻町の自宅近くの田んぼで野犬に向けて散弾銃で実包二発を発射し、野犬を殺した疑い。
現場は郊外の住宅地で、近くには国道３１９号も走っている。同市議は田んぼにいた犬に向かい、市道を挟んで約二十メートル離れた別の田んぼから発砲したらしい。
同市議は県公安委員会の許可を受けて猟銃三丁を所有。調べに対しては、「以前から野犬がうるさかったので駆除した」と供述している。
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摘発された市議のうそぶきは稚拙な開き直り。何が「駆除した。」だ！（怒）
警察の対処も単なる書類送検とは大甘だね。
昨年の鳥取県安来市の違法サギ撃ち市議会副議長は逮捕されて辞任なのに。こちら（スポニチ）※リンク切れ

で、今回の善通寺市議の場合は、冒頭の四国新聞記事に報じられている鳥獣保護法及び違反銃刀法違反に加え、野犬とはいえ、動物愛護法違反の計三重に及ぶ犯罪では！しかも実際に殺している。
安来市議会の元副議長よりはるかに悪質であることは明白だね。

それにしても、こいつはいまだに善通寺市の市会議員？辞めてないし辞任の決議も出ていないんじゃない？検索では辞めたとか辞めさされたとかは出ていないぞ。愚かなことです。

参考までに当コラム2003/Nov/15(Sat)付「撃たれた猫は死にました」も再度お読みくださいませ。そこからも入れますが要許可空気銃で撃たれて死んだ猫への追悼サイト「天国の『福ちゃん』へ」は
こちら
併せて、昨年発覚した山形での二人のハンターによる他人の飼い犬殺し事件を報じたサイト「ゴン、冥福を祈る」
こちら(特に1と7御参照）も再度紹介しておきましょう。

今度はミサゴが 2004/Apr/28(Wed)

こちら（共同）
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希少タカ類のミサゴに散弾　北海道・阿寒湖畔で密猟者

（略）
（共同通信）[4月27日17時56分更新]

こちら散弾のくい込んだレントゲン画像付報道（※リンク切れ）もご参照。
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さて、2003/Dec/19(Fri)付「氷山の一角」でも記したけど、新聞などマスコミに出るのは氷山の一角。違法狩猟により、発見されることなく死んでいくものや半矢（手負い）の状態で遅かれ早かれ当地或いは別地にて死んでいくものなどのほうが圧倒的多数であると思います。
また、ネットが普及する前は他地方に住む者にはこの種の事件自体知るすべもなかったことでありましょう。たまさか新聞等に出る事例であっても地方版の片隅だけだったのでありましょうよ。

警察官の無知・散漫 2004/Apr/24(Sat)

また天然記念物で保護鳥のマガンへの違法射殺。詳細な顛末はこちら

マガンは47年も生きた記録もある長寿鳥。違法狩猟での殺戮はさぞ無念だったことでありましょう。
で、本題に入ります。
目撃者による上記告発サイト内「2.事件の概略」によると警察の対応が散漫・無知このうえありませんね。
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>事件直後の110番通報により、福岡西署のパトカーが2時半頃到着。
>事件の顛末を伝えましたが、車のナンバーが分からない事から、それ
>以上の捜査はありませんでした。パトカーの巡査は誤って現地を狩猟
>禁止区域ではないと言い、狩猟鳥との誤認ではなかったのかと尋ねて
>いました。従って、事件当初は、狩猟禁止区域での発砲という違法行為
>では捜査されていませんでした。
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この種の警察の怠慢は他でもしばし見聞ですね。
上記サイト内四つ目の画面「4.反省点」こちらにも当該警察官の醜態が生々しくレポートされています。端的に言えばこの事件にかかわった警察職員は処分ものに相当しましょう。

内容はちがいますが私は別件での狩猟者による未摘発の犯罪の実態を複数ほど官憲に対し具体的に文書・口頭ともどもに通報したことはあります。しかし、現時点ではまともにとりあっていないのではないかと疑っています。（この件についてはいつかまたこちらに記します。）

閑話休題。警察が例えば研修等で狩猟犯罪を重視・深刻視するとかしなければ、或いは昇任試験問題にこの種の犯罪への対処の事項を組み込んだりするとか何らかの手を打たない限り、冒頭紹介したマガン違法射殺の時のような警察の散漫はこれからも頻発しましょう。
狩猟犯罪への基礎知識は各警察官は職務の一つとして当然、持ち合わせるべきです。

知人も 2004/Apr/21(Wed)

世に跋扈する「自己責任・自業自得」論へは憂慮しています。メールをその方とやりとりしていますが、以下文は本日いただいたものの中からの抜粋。（転載については本人から快諾は得ています。）
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今朝、テレビで小林よしのりが出て「自己責任」について話していたけど２つ印象に残ったね。
ひとつは、自分は物書きだから客観的事実と個人の感情を織り交ぜて作品にするまでに２週間くらいかかる。その上で、発表したことは自己責任をとる。当然、署名入りなんだから。
ところが、今はネット、FAX、電話など、すぐその場でその時の感情を出すことができる。だから、こんな騒ぎにもなる。ここにメディアの恐ろしさがある。
しかも、ネットでは早くから自作自演説が流れていた。それに乗ったメディアもあった。実にけしからんことだ。
この自作自演説については、また書きたいと思うって話でした。

２つ目に、チャーター機の金まで出せというのはけしからん。今は、昔、全体主義と言っていた人達が自己責任はおかしいといい個人主義と言っていた人達が自己責任をいう倒錯の時代だ。
チャーター機の金の６６万くらい、税金で出せよ。ってな話でしたが、２つ目は名前こそ出さないけど○○（※某与党幹事長。知人はその党の支援者）への痛烈な批判ですね。

僕は、家族の滞在費とか迎えに行った金とかそんなものは払えばいいと思うけど、それ以外は疑問です。
例えば、病院代は３０万くらいとか。これは政府が行かしたんでしょ。チャーター機も、そもそもチャーター機にしたのは政府の勝手でしょ。
だったら自衛隊機を使ったマスコミはどうなるんだろう？
いくら払ったんだろう？　邦人保護だからタダなら、同じことです。
そりゃ、ひとり７０～８０万くらいでしょうから払えるでしょうけど
僕が嫌なのは○○（※同）が言うように「払うことで自己責任の認識を新たにする」という考え方です。
この思想が怖い。お上に逆らうのはけしからんってことだもん。
だから、これは金の問題ではなくて、考え方の問題だと思うよ。

あっ、そうそう、小林は政治家が「自己責任」をいうくらい嫌悪感を感じるものはないとも言ってましたね。家族や本人に「悪うございました」という謙虚さを求めるのならば、権力を持った政治家は「助けて当然です」という謙虚さを持てよ、と。
それを、助ける必要もないのに助けてやったんだというかのような自己責任論は権力をもった政治家のいうことではない、と。

僕はこの人とは基本的な思想などは違うと思うけど自衛隊のことや今回のことは、そこらの学者よりもよほど世間を見ていると思うよ。今回の発言はすべて同意できる。

「自己責任」で言えば、夜、小学生が塾に通う。夜、遅くに子供がいたら犯罪の元になるというのは一般の常識。
それに基づけば、それで誘拐されても自己責任ってことになるよね。
それにかかった警察などの費用も請求しなきゃいけなくなるよ。
つまり、○○（※同）の論理だと警察も消防もすべて金がいることになるんだよ。
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