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ツボを押さえた外交交渉が望まれます（2） 2002/Oct/19(Sat)

ただ、現状では外務官僚主導の交渉は弱腰です。
拉致被害者については帰国（厳密に言えば帰国ではありませんね。北朝鮮への出国です）を促すのではなく北政府が北にいる被害者のご家族の親子ともどもでの日本滞在を容認せざるをえないように交渉していくべきだと思います。
拉致被害者については帰国（厳密に言えば帰国ではありませんね。北朝鮮への出国です）を促すのではなく北政府が北にいる被害者のご家族の親子ともどもでの日本滞在を容認せざるをえないように交渉していくべきだと思います。
また、以下のような意見もあります。
「毎日、帰国者の感動の場面を放映していて、確かに胸が痛くなる思いだけど
そもそも拉致をしなければこんな事はないわけだし、5人だけというのが気に入らない。
ましてや横田さんだけの情報を次々出してくるのは、横田氏は会長だし被害者の会の
分断も狙いにあると思うし、他の情報への疑念を起こさせるだけだ。
感激にばかり浸っていたら、あっちのガス抜き作戦にまんまと嵌る気もする。」
確かにこれも的を得た論でありましょう。
被害者の会分断への工作はあってはならないことですね。ただ、それで帰国の5人の方々を責めることはできないと思います。彼等は彼等なりに生きる為に精一杯、グロテスクといっても過言ではない金王朝に順応してここまで生きてこられたのだから。
また、上記被害者の会分断への懸念については蓮池さんのお兄さんが重々ご懸念なさっているようで国民にも表明されていますし横田さんも人格者のようですから大丈夫とは希望的にとらえています。

核問題はゆゆしき事態です。たしかに政治決着（まやかしの政治決着は言語道断）云々以前に厳しい態度で望まないといけません。

ツボを押さえた外交交渉が望まれます（1） 2002/Oct/19(Sat)

北朝鮮が核兵器開発を進めていることが表面化した。その情報発信者であるアメリカとしても拉致問題一色の日本に安全保障の面で警鐘を与えるべくこの時機に発表したのではという識者の見解も正鵠を得ていると思いました。
さて、私はなるべく早期の日朝国交正常化論者ですが、正常化後、「北朝鮮に人道援助の名目でお金を渡しても米など渡しても、本当に必要な人にはいかないわけだし出したお金を核開発に注ぎこまれたんじゃ目も当てられない。」との意見の方々もたくさんいます。
これも正論でありましょう。
だから、渡すお金についてはグロスではなく綿密詳細な使い道の提示と使った後の効果報告を義務付けたらいいと思います。監査官を複数同国へ常駐させることも効果的ですね。アメリカなど日本以外が援助する場合も然り。例えば現地に日米韓合同監査官事務所を設置すればいいですね。お米についても然りです。もちろん、使途情報は日本政府及び日本国民にガラス張りでなければなりません。北も飢餓問題や経済の致命的な停滞など切羽詰った状況にあるのだから上記私案である使途情報日米韓合同監査官事務所（仮称）は飲まざるをえないと先見します。

日朝国交回復は日本にとっても急務ではあります。国交回復さへあれば少なくとも今よりかはベールにつつまれた諸問題（拉致被害者、帰還朝鮮人、同日本人妻及び夫など）が明らかにはなることだし加えて、現状は日朝の歴史を鑑みても甚だ不自然。総理の是が非でもの国交回復志向はアメリカ政府から日本への意向とはいへ私も同意です。
一見、弱腰外交であってもツボを押さえていれば決して弱腰とはならないと思います。
（続）

二人の高校生知人のＭＩＤＩ小作品 2002/Oct/12(Sat)

8月27日及び9月22日に当欄でアップした二人の高校１年生（Ｎ君とＴ君）のＭＩＤＩ
小作品は当ＨＰのMIDI曲画面（音楽図鑑）ヘも掲載しました。
画面一番下の「 HOME」からトップ画面に入りそこから「音楽の図鑑にジャンプ」を
押し音楽図鑑準備室を経て（MIDI）音楽図鑑ヘ入ってください。
作品36「番外編二人の高校生知人の小作品2編」がそれです。
上記手順が面倒な方はこちらへ直にどうぞ（笑）
むろん、引き続き当コラム欄からでも聴けますが、上からどんどん新コラムに流されていくので（MIDI）音楽図鑑にも固定しました。

前2欄からの続 2002/Oct/10(Thu)

そして、体制弱体化は予想以上に進んでいると考えざるをえません。数年前の、朝鮮労働党中央委員会書記であった方の韓国亡命等がそれを如実に物語っています。
また、金王朝体制側からの情報公開はありえないことではありますが、民衆は口コミで大体のいろんな状況を詳しく知っているとの証言もあるようです。拉致問題も然り、言わば物乞いの国になってることも然り、失政が原因の大量餓死者も然り、などなど。同王朝弱体化はほうっておいてもどんどん進行するでありましょう。内部崩壊を待てばよいのです。その意味で「体制維持を前提とした交渉であるべき」（大意）と前々欄にて記したのです。

ただ、さらなる体制弱体化のための各国協力もむろん必要だと思いますが、一方で同国国民が持つナショナリズムは並大抵のそれではありません。だから、金王朝がそれを利用して体制維持を図りつつあるきらいもあります。したがって「各国協力」はよほど上手にやらなければなりません。しかしわが日本国政府を鑑みれば・・・・・・
当初「拉致被害者の帰国は本人意思に任せる」と悠長な事を述べていた外務省幹部にその能力はないと思いますね。今回、五人の生存者の帰国が決定したようですが、むろん、ないよりは望ましいことではありますが残念ながら家族を北に人質としておかれている以上、帰国時の彼等の発言（金王朝賛美の繰り返し）は目に見えています。

金王朝を弱体化（死に体）するために 2002/Oct/6(Sun)

※前欄からの続きです。

中国・ロシアとしても米国と同様に考えていると思うよ。特に故鄧小平氏の流れをくむ現中国政権は金王朝には既に三行半（みくだりはん）を既に付きつけていると考えます。
中国は自国利益のためにも金王朝はなくなることを望んでいると思います。金総書記の肝いりで新たに設置の新義州経済特別区の初代長官（オランダ国籍）が就任そうそう中国官憲に連行・自宅軟禁されたっていうのも中国政府の金王朝へ対する不快感の表明と私は見ています。
日本は当然ながら中国だけではなくロシアともうまく交渉して事に及ぶべきですね。ただ、外務省幹部にそれらの能力があるのかどうかが疑問ではあるけど。

また、今、金王朝に崩壊された場合、日本や韓国などへの朝鮮人大量流入が十二分に考えられます。やはり、できるなら朝鮮の民衆は既述の過程を経て成立した近い将来の新「民主朝鮮」で生活を新たにされるほうが彼等にとっても幸福だと思いますね。

それらアメリカ等日本以外の国々にとっては日本人拉致問題はそんなに関心事ではありません。それは丁度、日本人が北による他国民拉致事件にあまり関心がないのと同様です。もっとも、それを奇貨として北が上記韓国などその他の国々からの拉致や大韓航空機事件、ラングーンでのテロ等は自らの仕業であることをこの期に及んでいまだに認めていないことは大変腹立たしいことではありますが。
日本は中露米などと連携して俗に言う「飴と鞭」など様々な手段を用いて金王朝を弱体化（死に体）に持ちこむべきだと思います。

北朝鮮問題では米国の狙いを支持します。 2002/Oct/6(Sun)

拉致問題の全容解明のためだけではなくおそらく朝鮮民衆にとっても米韓主導による新たな朝鮮革命つまり金王朝打倒・民主政権樹立が最終的には望まれるところだと思います。
しかし現政権にとってはそれは革命後の名実ともの「新民主朝鮮」から自ヘの粛清を意味しますね。また総書記を受け入れる亡命先などありますまい。現況に建国以来、最大の危機感を金王朝が抱いていることは疑う余地はありません。そして、彼等が核を含めた大量破壊兵器保有国であり使用能力も十二分に保持していることも忘れてはなりません。だから、「亡びる時は自国民衆はもちろんのこと日本、南朝鮮も巻き添えに！」というのが最悪のシナリオです。現米国政権もこのあたりのことが最大の懸念事項でありましょう。
多分、米国の狙いは「今の金王朝体制を敢えて存続させることにより漸次、死に体に持っていかせ、時来たらば未来の同国反政府勢力を多様な手段で支援する」ということだと思います。同時に当面の、北朝鮮が持つ核・大量破壊兵器問題は回避できますよね。むろん、私も上記私が察するところの米国の狙いは支持しています。
その「金王朝死に体化過程」で欧米情報・人権概念等を同国に流入させ民衆を覚醒させることが不可欠であることは言うまでもありません。

マツタケは300本ではなく300箱 2002/Oct/3(Thu)

すぐ下の欄「退職金、マツタケ」中で私が記した「小泉首相が金正日総書記からマツタケ300本もらった」はコンビニで再度、週刊現代を立ち読みしたところ正確にはなんと「マツタケ300箱」でした。※同欄、さっそく「300箱」に修正しときました。
これは「贈り物」をはるかに通り越した首相の経済的利得ですね。多分、「ばれたか」で300箱のマツタケの行く末は後日、国会答弁等で公表されるとは思うけどあまりにもぶざまな醜態ですね。官邸のカバーアップ・隠匿姿勢も然り。< br>小泉首相の「日朝正常化交渉再開し再開する中で同時進行での拉致問題の事実の解明」の姿勢は私も支持しますが、上記、マツタケ300箱取得とその隠匿など稚拙な行動でのポカは言語道断。この方はいい部分はあるんだろうけど総理の資質はゼロなのかなぁ。あるいは、官邸にろくなブレインがいないのか・・・
拉致問題の全容解明と日朝の正常化（国レベル・民衆レベルともどもに）を強く望んでいます。

退職金、マツタケ 2002/Oct/2(Wed)

本日の日本経済新聞のコラム欄春秋※ （上記ＵＲＬは一定期間が過ぎたら削除されます。）の最後のほうによると「狂牛病問題での実質直接責任者の農水省高級官僚の退職金は9000万円」とか・・・（絶句）

今、発売中の週刊現代によると北朝鮮訪朝時に小泉首相は金正日総書記からマツタケ300箱をもらったとか。官邸はこの事については一切ノーコメント。
「政治家は一切贈り物をもらっちゃいけない」っていうルールは首相は例外なのかな。もしくは贈った相手が外国人ならルール違反・道義違反にはならないのですかね。そんなことないですよね。
今までもいろんな政治家は外国で結構なものをもらっていたらしいよ。多分、高級官僚も然りでありましょう。

※上記「マツタケ300箱」は昨日（10月2日）の掲載時点で私のミスで「300本」と記しましたが正確には「300箱」ということに気付いた翌日（10月3日）修正致しました。詳細はすぐ上の3日付欄を御参照。

ナベツネ氏もセリ-グ会長も！ 2002/Oct/1(Tue)

ナベツネ氏は金融の球団経営参画は大反対で、「既成球団が金融関係に一部でも株式等を売却すればたとえ数%でも、それがものをいう時があるから絶対駄目」とコメントしたとか。
ナベツネ氏もいちいち他球団に対してうるさいこと言ってるんですね。だったら己の系列企業の暴力団との癒着はどうなんだと言いたいです。また、職業差別は財界のリーダー・言論界のリーダーにはあるまじき発想ですね。これが読売グループのトップとは信じられない心地がしますね。
さらに言えば彼がスポーツ界のリーダーでもあるなら今回のドーム不祥事発覚の責を系列グル-プ総帥として表明しないと矛盾が発生します。

それから、仕事をしないのはセリーグ会長です。この人は元々、東京都公安委員で警察行政・暴力団対策行政を建て前上であれ取りしきっていた方です。彼がセ会長に就任したのもその経験も理由（とって付けたような理由にせよ）にあったはず。
東京ドームと暴力団との癒着が露見したあとも同会長がなんかアクションとかリーダーシップを具体的な形で起こしたとは私は聞いていません。もっとも、ナベツネ氏が同会長就任の黒幕であろうから会長就任の際の恩人にはなんにも言えないかぁ。
なお、同会長は高級官僚の御出身で複数天下りからの退職金「渡り」取得者とも仄聞です。

※同会長が都公安委員職を投げ出し同リーグ会長をひきうける当時の私の意見は
コラム過去ログ画面一番下から続きで四回分ほど記した都庁への意見書等をお読みくださいませ。

東京ドームによる暴力団への利益供与 2002/Sep/28(Sat)

報道によると「東京ドームが暴力団に長年にわたりかなりの経済的便宜供与をしていたことが露見」（絶句）

昨夜のＴＶでは同ドームの首脳が言い訳がましいこと述べてたけど醜態だね。東京ド-ムといえば社会の木鐸たる巨大新聞社系列ですよね。「興行業界と暴力団のしがらみがあった時代がかつては存在した」は全くの言い訳。一生懸命プレイしている選手等そして何よりも広範な野球ファンのためにも同ドーム経営連中及び系列読売幹部には断固たる処置が必要だと思います。
また、今日の新聞によると東京ドームによるの暴力団への利益供給問題、83歳の「球団取り締まり名誉オーナー」が同ドームの非常勤取締役を辞任と巨人球団代表が発表したと書いてあるね。
もはやなんの実権もない名誉職でしかも非常勤を降ろす事で決着を付けようとする姿勢もまた醜態です。
はっきり言って暴力団への利益供与は大問題。そして、この決着のつけ方も読売グループ全体の暴力団対策への軽視と受け取らざるを得ないね。同グループの首領ナベツネ氏は頬かむり？そうでしょうね。こんな方が日本の財界・マスコミ界・スポーツ界リーダーとは残念です。

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