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小動物を撃って何が楽しい? 2003/Nov/9(Sun)
こちら
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空気銃で撃たれ猫ひん死状態 動物愛護法違反で捜査--秋田で発見 /秋田

 ◇至近距離から背中や足を7発--秋田・整形外科医院前で発見
秋田市飯島の整形外科医院で10月下旬、 空気銃のようなもので少なくとも7発撃たれてひん死の状態となった猫が見つかったことが分かった 。
(略)
狩猟や競技用として市販されている空気銃は、各都道府県公安委員会の許可なしに所持することは銃刀法で禁じられている。しかし インターネットオークションなどで数万円の価格で売買されるなど、容易に入手できるという。
(略)
 (毎日新聞)[11月6日18時51分更新]
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現時点で犯人は猟友会員とは限りませんが、ついこもあいだも静岡県猟友会長や安来市のハンタ-である市会副議長も同様の幼稚な蛮行をやって逮捕されてはいます。山形でも二人の猟友会員が他人の飼い犬を路上で撃ち殺し逃走、ほどなくして逮捕されています。

空気銃は狩猟にもよく使用される人をも殺せる銃です。おもちゃ的なエアガン(これも大変危険ではあるが)とはわけがちがいます。
一体、こんなことして何が楽しいのでしょう(怒)多分、いったん銃を持てば酒が回るように気が大きくなり小動物を殺すのでありましょう。殺人や傷害として人が犠牲になる場合も然りです。
いずれにせよ銃は知らない間にはびこりつつあります。また、インタ-ネット等での銃など狩猟関連品目密売などを知りながら摘発が遅々として進まない警察の散漫姿勢へも疑問ともどかしさが残ります。

どんどん特別検問を! 2003/Nov/9(Sun)
ハンター たちにも困ったものです。
北海道のこれに限らず警察はどんどん特別検問を行うべきですね。
「希少ワシ類の鉛中毒死防げ エゾシカ猟解禁で特別検問」こちら2003/11/01【共同通信】

※ 2003/Mar/9(Sun)付当コラム「狩猟と鉛中毒」等も御参照。


サンタナ大阪公演 2003/Nov/8(Sat)
6日、サンタナの大阪公演(大阪フェスティバルホール) 行ってきたよ♪最近のアルバム「シャ-マン」「ス-パ-・ナチュラル」からの選曲が中心でしたが、むろんオープニン グの「ジンゴー」を始め「イ-ヴィル・ウェイズ」「ブラックマジックウマン~ジプシー クイーン~僕のリズムを聞いとくれ」「君に捧げるサンバ」なんかもやったよ。
「シャーマン」 の私的には随一のギタ-&オルガンかけあいメインのインスト曲「VICTORY IS WON」のクライマックスパートでの カルロス・サンタナの特殊奏法ギターソロを目の当たりにしたのは圧巻だっね。また、 デニス・チェンバースの超怒涛のドラムソロも凄かった。
一緒に行った人(特にサンタナファンではない)は「 (哀愁のヨーロッパ)の演奏は絶対あるはず」と公演前に言っていましたが、その予想ははずれましたね。 非ファンからすれば同曲はサンタナの代名詞なんだろうけど、2年前の「スーパーナチュラル」以降の米国でのメガトンヒ ット復活で状況は変わりつつあると思いました。

それから以前カルロス・サンタナ(彼はメキシコ 出身のアメリカ人)は「僕はアジアでもアフリカでも中南米でも白人圏でも世界中どこの国に言ってもそこの人間 になりきる自信がある」(趣旨)となんかのインタビューで言っていたけどそれは今公演からも如実に感じられましたね。 サンタナ公式HPこちらやそこ から行けMILAGRO財団(カルロス・サンタナ夫妻が創設)HPなどもサンタナミュージック鑑賞において おおいに参考になるとは思う
よ。
上述の「イーヴィル・ウェイズ」(邪悪な方法)という曲を演奏する前に「ブッシュ大統領のやりかた(おそ らくカルロスの発言意図は同大統領のイラク戦争及びその戦後対応を指している)が邪悪な方法!」と説明して いたのが印象的でした。

※当欄の前回の音楽コンサート評は2003/Jun/27(Fri)付「アル・クーパー大阪ライブ!」。


所詮は自己中心 2003/Oct/24(Fri)
こちら
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猟犬への鎖装着命じる 飼い犬襲われた男性勝訴

(略)
2003/10/23 10:17 (共同通信社)
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裁判官による被告のハンター への弾劾「猟犬管理より狩猟を優先する姿勢がみられる」は(分別より自らの殺生趣味を優先する姿勢がみられる) と容易に置き換えることが出来ますね。
殺生を趣味とするハンターの方々等が荒唐無稽にも「自分たちも自然保護に 寄与」などといくら言葉で言いつくろっても所詮は自己中心が馬脚というものではないでしょうか。

日本産トキがついに絶滅 2003/Oct/12(Sun)
こちらリンク切れ
>日本産トキが絶滅、 佐渡保護センターの「キン」死ぬ
>推定年齢36歳で、人に例えると100歳ぐらいだった。
>トキは学名ニッポニア ・ニッポンで、かつては全国に生息し
>ていた。キンの死により日本産のトキは絶滅した。
>トキは、江戸時代までは 全国各地に生息していた。だが、
>「朱鷺(とき)」とも表現される淡いピンク色の羽が珍重
>されて、狩猟が一般化 した明治時代以降、乱獲され、大正
>時代には一時絶滅したといわれた。

>保護への関心が高まり、52年に国の特 別天然記念物
>に指定された。

検索でトキのことを調べるても日本で国際保護鳥トキの絶滅を促した狩猟の役割が よくわかります。
それにしても1958年(昭和33年)と言えば、既に明治の乱獲なども認識されていてトキ絶滅への危 惧が叫ばれてから久しい時代背景ですが、そんな中で猟友会は保護反対をしました。
こち ら
※1958年の項目を御参照
>羽咋市教育委員会、県教委、県林務課へトキの禁猟区設定
>を要望す るが猟友会等の反対のため、棄却される。

猟友会の言う事を尊重するとろくなことにならない史実がここにも如 実に示されていますね。
また、彼等から支援を受けたであろう当時の政治家らも「トキ保護の必要なし」とうそぶい ていたのでありましょう。
愚かなことです。

手当てをもらいながらの役得 2003/Oct/11(Sat)
猟期(11月15日→2月15日など)以外での狩猟は行政が お墨付きを与えた有害鳥獣駆除でのものですね。役所が猟友会員に委託してのもの、つまり手当てなどが税金から支 払われています。
一方、上記、手当てをもらいながら獲物も彼等が私物化していますね。これは問題ありと考え ます。
行政委託の範疇内での「役得」は許されません。 例えばゴミ収集の委託業者は集めたゴミの一部に有価値を見出し、それを自分の所有物件として家に持ち帰ったりし てはいけないことになっています。ちゃんと然るべきゴミ処理場などに運ばなければいけません。
狩猟行政ではそこらがいいかげんで、 手当てをもらいながらの上記「役得」がまかり通っていますね。 その役得で得た獲物を販売目的で早期に血抜きをするため(早くそれをしないと売り物にならない)に狩猟者が 保健所等からの許可なくして 庭先解体や山中解体をするのは明確な食品衛生法違反です。

そもそも、猟期内での一般狩猟であろ うと有害駆除であろうと換金を前提とした野生肉の処理や販売へは食品行政からの許可が必要であることは言うま でもありません。この違法・無政府状態はかなりはびこっているようですね。
加えて、例えば有害駆除で取得した高貴薬の熊の胆(ユウタン)などが超高価な値で密売を含め取り引きされて いるのが現状なのです。
※当欄2003/Aug/30(Sat)自作自演の儀式(1)及び2003/Aug/31(Sat)自作自演の儀 式(2)等を御参照。

公務委託での有害鳥獣駆除で獲物までハンターに無条件で与えることは禁止されなけれ ばなりません。少なくとも「換金化は禁止!」との公的な警告は必要ですね。

現在、私が居住する自治体(広島市)狩猟管理行政部署を通じ、そのあたりの環境省見解を求めていま すが自治体からは
>今回御指摘の点に関して、法的な解釈の確認を必要としている
>部分については、現 在環境省に確認を行っているところであり、
>確認が取れましたら後日回答したいと思います。

と の途中経過報告はいただいていますが その後のご返事がいつまでたってもないので
促すと
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手続き上、本市より広島県広島地域事務所、広島県庁を経由して、環境省に質問しておりますので、いつまでとの期 限を限定できません。
広島県広島地域事務所に何度も催促を行っておりますが、現在のところまだ文書回答を頂いておりません。
環 境省に確認を行っているところであり、確認が取れましたら後日回答したい・・・

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とのことでした。
お役所仕事っていったいどうなってるんだぁ???

※追記
その後、広島市同当局からは「有害駆除で捕獲した鳥獣の遺骸(野生肉や熊の胆など)の換金行為は確かに 「役得」となり貴方が言われるよう認められていない」(趣旨)との返信はいただきました。獲物役得の換金が食 品衛生法以外の観点からもルール違反だということがはっきりしました。

甘い甘い銃の所持許可 2003/Sep/24(Wed)
銃規制強化や銃管理は有料で警察署が行うべきとの拙意見 「猟銃保管は警察暑が行うべき! 2003/Jun/25( Wed)付当欄御参照」は既述の通りですが既報のつい過日の静岡県猟友会長逮捕に続き京都でも殺人 事件が起こりました。
こちらリンク切れ
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調べによりますと2人の 間では以前から岡本さんの車の駐車位置をめぐるトラブルがあったということです。山本容疑者は地元の猟友会 に所属していて、公安委員会から散弾銃の所有許可を受けていました。(20日23:54)
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散弾銃等の所持許可の資格要件がいかに甘すぎるかということをさらに踏 みこんで言及しましょう。次ぎのURLをごらんください。
こちら
むろん、警察・公安は「現行でも所持許可者の身元調査とか同居人に犯罪者がいないかなどを 許可前には調べている」と言いましょう。しかし犯罪歴などは5年で時効。身内に関してはあくまで 同居の身内。
暴力団や同関係者等の類に銃所持許可したら警察の恥になりますね。近所での聴き込み等はそれがあるから にすぎません。だから、いったん所持許可すればもうフォロ−しないと考えるのが自然でありましょう。
銃の所持許可を厳格化しないとこの種の事件の堂々巡りになることを懸念致します。
また、 近隣トラブル等もなく、明文化さ れた各資格要件を満たしているにもかかわらず公安が許可しなかったら別問題も発生しましょう。だから公安行 政もこれらの事項を満たしている許可申請者には全て許可せざるをえない。
あまつさへ上記URL 最後の項目によると銃・刀剣を使った「凶悪な犯罪実行者」でも10年が時効ですね。ほんと、甘い甘い銃 の所持許可です。
ちなみに宇都宮市では銃所持許可者からのストーカー行為を繰り返されたあげくに撃 ち殺されたご婦人の遺族が「よく調べもせず安易に銃の所持を許可した責任は重大」と当該県警(公安)を 提訴しています。※参考までに上記宇都宮での殺人事件については
こちら
の画面のずっと下のほう「2002/07/05 (Fri) 「●散弾銃の所持。」もご覧くださいませ。
いみじくも(銃所持許可の)「現行制度に は大穴があいている。」と結ばれていますね。

※参考(2004・3/21に当欄追加記載) こちら (朝日)
「猟銃許可で事件発生」と県などに賠償請求 宇都宮
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(略)
(03/19 21:29)

タヌキの俳句 2003/Sep/15(Mon)
たぬきかつぐ 猟師みたいな お父さん

これは私が小学校4年生ぐらいの時、作った俳句です。ご関心のある 方はマイHP内の地域情報画面こちら の最新記述「7.三滝(広島市西区)」を御参照ください。
その時の本物のタヌキの愛くるしい画 像や三滝山の豊かな自然の画像リンクもつけています!

都合よい「頭数調整」「羽数調整」 2003/Sep/14(Sun)
以下はある地方新聞社への書簡です。(趣旨を変えず一部編集あり)当該記事がファイル化されていないのでそれへの文中リンクはできませんが、お おむね記事内容は下記から推察できましょう。
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昨日の貴紙での「猟友会、市民交流を計画」の記事を読みました。
やや、同会へ のちょうちん持ち的記事の色彩が強いですね。貴紙に限らずですが、 マスコミはかかる事項については中立を旨とすべきだと思います。
具体的に述べると、一体、猟友会が主張す る「レジャーでの頭数(羽数)調整」は既存の公認理論なのですか?そうではありますまい。
ご存知のように狩猟 の大部分は有害駆除などではなく単なる遊びでの殺生です。
こちら
で、 それでの論難をかわすべく近年彼らがよく主張するのが「同調整」なのです。
むろん、表現の自由は彼等にもあります。しかし、行政やあなたがたマスコミが同会のひとりよがりな趣味殺生正当化「頭数調整」を前提にことを進めてはなりませんね。
ある 自治体の狩猟管理部署は「我々は決して猟友会から圧力は受けていないし彼等の論をうのみにしているわけではない!」と公文書にて正式に おっしゃっているけどそれは上記、同調整が行政のお墨付き理論ではないという意と考えます。
したがいまして頭数(羽数)調整は国や自治体が積極的に認めているとは思えません。その根拠をさらに言うと、例えば釣りに「魚数調整機能」などありません。
狩猟は釣りと比べると捕獲対象生物の発生する固体件数がはる かに少ないからそのぶん行政は捕獲を管理しなければなりませんね。
そして(行政は)審議会等にはあくまで捕獲の際の参考意見として猟友会代表を入れているにすぎません。
彼らが言う「遊びの殺生での頭数(羽数)調整」などは行政 お墨付きの理論などではないのです!
いわば猟友会が勝手に叫んでいるにすぎないシロモノ。荒唐無稽な「レジャーでの同調整理論」は猟友会の狩猟拡大正当化にとっては唯一の武器ですからね。
それが貴社のようなところが、公認もしくは国民の賛同があたかも既成事実として前提のもとの御筆致は残念でした。
もし、上記文等でスタンスを中立よりに是正していただけたらこうやって貴社に書簡送付した甲斐もあります。
草々

樹木伐採&名詩「ぼろぼろな駝鳥」 2003/Sep/13(Sat)
ハンターの中には例えば熊をおびき寄せて待つ間に、そこの樹 木の伐採もしているという輩もいるようです。
自らの狩猟行為と何ら関係のない木を暇だからという理由で切る。山を破壊 した上に鳥獣の殺戮を楽しみあまつさへ熊の胆などで金儲けまでするのを行政がいとも簡単に許可するのはおかしいですね。そして なにが「俺たちハンタ-は自然環境を大切にしている」か。欺瞞にもほどがありましょう。
こちら (画面真ん中よりやや下方「ところが、その帰途にはまだ驚くべきことが待ち受けていた。」 以降御参照)

それから、昨日付当欄「猟友会長兼鳥獣保護員、逮捕される」※(画面左下にある「過去ログ次へ」を押して出てく る、一番上の欄) の補足を一点。
逮捕された当該猟友会の先代の会長の時だか警察と同会は災害時を想定して協定を結んでいるね。しかし、猟友会 性善説での 行政は危ない、危ない!
こちら(第二項 目「災害時の猛獣対策で協定 静岡県警、猟友会と 05/16」 御参照)

ま、動物園の存在も考え物だね。
※参考
高村光太郎.「ぼろぼろな駝鳥」
こちら
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